社会人が資格試験に挑戦する場合、平日の昼間は仕事をしており、夜は夜で残業や飲み会があり、まとまった勉強時間を確保するのが難しい。
そのため、細切れでもいいのでスキマ時間を活用した勉強がカギとなる。
今回は、社会人になってから10種類近くの資格試験・検定に挑戦してきた私がスキマ時間を活用した勉強法を紹介する。
1. 移動時間
私はよく通勤の電車やバスの中で勉強する。
やっていた勉強としては、休日に勉強した内容の復習、単純な暗記作業、英語のリスニング、講義動画の聞き直しなどである。
いずれも一度見た/聞いたことがある内容を改めて見直す/聞き直す作業である。
集中力を必要とする作業(例えば、初見の長文の読解問題)を行うのは、移動中では厳しい。
しかし、一度勉強した内容は簡単にでもいいので触れる機会を増やすことで、記憶の定着を図れる。
また、電車やバスの中でしっかり字を書くことは難しいが、簡単な〇×問題ぐらいならやろうと思えばできる。
私も弁理士の短答試験(マーク試験)前は移動時間に〇×問題を解いていた。
通勤や予備校までの移動など、なんだかんだかき集めれば相当な時間になるので、移動時間を上手く活用できれば勉強時間の確保につながる。
2. 昼休みの時間
仕事の昼休みは平日、毎日あるものなので勉強する習慣をつければ、平日の勉強時間の確保につながる。
私は普段、昼休みにジョギングをしていたが、資格試験の本番直前は勉強時間に充てていた。
ご飯をさっと食べ、勉強に移る。
昼休みの勉強も、すでに勉強したことがある内容の復習をすることが多かったが、環境によっては机の上でじっくり問題を解く勉強も可能である。
ただし、昼休みの勉強に力を入れ過ぎて、午後の仕事に支障をきたしてもいけないので自分の体力とは要相談になる。
3. 家事の時間
毎日の家事の時間も積み重ねるとけっこうな時間になるため、スキマ時間の勉強に活用していた。
私は主に講義の動画の聞き直しをしていた。
この勉強も初めて見る/聞くものではなく、すでに勉強したことがある内容の復習の機会にするのがポイントである。
まとめ
資格試験・検定のレベルにもよるが、難易度が高いものについては、机の上でじっくり勉強する時間も必要になる。
そして、これまで勉強した内容を復習する機会として
- 移動時間
- 昼休みの時間
- 家事の時間
を有効活用できる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。