いーじゅーわ~か~

30代企業内研究者のキャリア、資格試験の勉強など

令和5年度弁理士試験に合格しました

本日2023年11月9日は、令和5年度の弁理士試験の合格発表日でした。

そして、タイトルにもある通り無事合格しました🌸

 

弁理士試験は①短答試験(マーク試験)、②論文試験(記述試験)、③口述試験(面接試験)の3段階の試験があります。

試験ごとに合格者の受験番号がインターネットで公開されるとともに、特許庁掲示板にも貼り出されます。

個人的に山場であった②論文試験の合格発表日は有給休暇を取り、特許庁まで見に行きましたが、今回は仕事の都合で昼休みにインターネットで確認しました。

後日、合格証書も届き、合格したことを実感できました。

弁理士試験を受験した感想、勉強時間、かかった費用(お金)などを記事にしています。

 

弁理士試験の感想について

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↓勉強時間について

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↓かかった費用について

e10worker.hatenablog.com

最後まで読んでいただきありがとうございました。

いつまでもあると思うな元気な親

年度末ですね。

弁理士試験から実務修習まで一通り終わり、一段落したので実家に帰りました。

 

年末年始やお盆休みなどのタイミングでもその都度、実家に帰省していますが、ここ半年ぐらいは弁理士試験の勉強や実務修習の課題などが頭にあり、帰省するもののゆっくり親と話をせず、とんぼ返りしてました。

 

最近やっと生活が落ち着いてきたので今年度分の有給休暇を活用し、実家でゆっくりしました。

 

官報を渡した

弁理士試験に合格すると官報に合格者の氏名が掲載されます。

記念に紙面の官報を購入していたので帰省したついでに親に渡しました。

一応、親も弁理士試験の難しさは知っており、私が合格し、名前が載っていたことにびっくりしてました。

 

スマホの買い換えに付き添う

5年前ぐらいに購入した親のスマホの調子が悪いというので新しいスマホに買い換えるのに付いて行きました。

大した機能やスペックは必要ないのですが、5年前とは機種のラインナップや料金プランがけっこう変わっているので、どれにすべきか選びました。

お店の人から変なものをすすめられないように見守っていましたが、お店の人も親切な方だったので良かったです。

 

親に異変がないかうかがう

今回の帰省のメインだったかもしれません。

年末年始やお盆休みの時期は意外とせわしなく、落ち着いて親の様子を見てる暇がなく、また自分自身に余裕がないと、仮に親の様子が変であっても気づかず、見逃してしまいます。

 

親も高齢になってきたので今回、話をしていて違和感がないか(ボケていないか)、以前と比べて痩せていないか、食べる量が減っていないか、車の運転はできるかなどを見ていましたが、一応、まだ問題なかったと思います。

 

最後に

平均寿命を考えるとまだ大丈夫だと思いますが、急に病気やケガで寝たきりになってしまったり、ボケが進行してしまったりなど、いつまで元気な親に会えるかはわかりません。

 

そのため、今後も時間を見つけ、元気なうちに会っておきたいと思っております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

令和5年度実務修習を無事修了しました

昨年12月頃から2月にかけて弁理士の実務修習という研修を受けていましたが、講義の出席、課題の提出、e-Learningの受講などを行い、無事修了しました。

 

3月15日は修了式でした。

コロナ禍だったこともあり、数年ぶりの開催だったようです(2019年以来?)。

 

会場は東京、名古屋、大阪に分かれ、私は東京会場に参加しました。

特許庁近くの弁理士会館での開催でした。

 

平日の夜(19時〜)の開催だったため、仕事や家庭の都合で来られなかった人もいたかと思います。東京での修習生の参加者は120人ぐらいだったと思います。

 

弁理士試験の合格者祝賀会や実務修習の集合研修を通して、これまでに同期の方ともたくさんお会いして来ましたが、修了式で初めてお会いした人も多かったです。

 

修了式では修了証書が渡されます(欠席者は後日郵送される)。

修了証書は弁理士登録をする際に必要になります。

 

弁理士試験の合格証書と同様、修了証書もしっかりとした賞状でした。

3月開催であったとともに証書をもらったので何か卒業式みたいな気分でした。

 

最後に

弁理士試験〜実務修習に追われる日々も終わり、やっと一段落したという気持ちです。

少しずつ人間らしい生活を取り戻していきたいと思っております。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

弁理士試験の教材を処分しました

先日、実務修習の研修が一通り終わったので、弁理士試験を勉強する際に使用した本や書類を処分しました。

↑ たくさんあります。

主に

  • 予備校の教材、講義で使用したレジュメ
  • 過去問などの問題集
  • 模試の問題と解説冊子
  • 法文集

など。

 

市販の本に比べ、予備校の教材は費用がかかった分、難しい法律の内容が大変わかりやすく書かれているので、取っておきたい気持ちもあるのですが、今後本当に読み返しそうな何冊かだけを残し、大部分は処分しました。

 

毎年法律もアップデートされるので、必要なタイミングがきたら、その都度最新の情報に当たるようにします。

 

メ◯カリとかで売れるかもしれないですが、取引をするのもめんどうなのでこのまま処分。

 

実務修習のテキストや資料もたくさんあるのですが、こちらは終わったばかりなのと、実務で重要かつ私が知らないことがたくさん書かれているので、捨てずに今後も読み返そうと思います。

 

最後に

弁理士試験に向けて、約2,000時間弱。本当にたくさん勉強したと改めて思います。

仕事関係のことも、これぐらい貪欲に勉強せねばと感じております。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

令和5年度弁理士実務修習を受けた感想

昨年、弁理士試験に合格しましたが、すぐに弁理士を名乗れるわけではなく、実務修習という研修を受けて修了する必要があります。

ということで1月~2月の期間に実務修習を受けてきました。

 

1. 実務修習について

www.jpaa.or.jp

 

実務修習は1年に1度、開催されます。

開講式や事前課題を含めると12月中旬に始まり、1月初旬から2月中旬までの期間に集合研修が行われます。

 

例年、弁理士試験の合格発表が11月初旬にあった後、11月中旬に申し込む必要があります。

申し込み期間は1週間程度しかなく、その期間に申し込みを逃すとその年度の実務修習は受けられないので注意が必要です。

 

受講料として約12万円かかります。

特許事務所に勤務していたり、企業の知財部で働いていたりすると会社に費用を払ってもらえる人もいるようです。

 

e-ラーニング研修とオンラインの集合研修を受ける必要があります。

 

2. e-ラーニング研修

特許、意匠、商標の実務に関する講義や弁理士試験にはなかった弁理士法に関する講義などのe-ラーニングを受ける必要があります。

 

50時間分ぐらいあり、所々確認テストも設定されています。

特に、1回目に聞く際は倍速視聴ができない設定となっており、けっこう時間もかかるため計画的に受講する必要があります。

 

内容的には、特許、意匠、商標の出願をするために必要な願書や明細書の書き方、特許庁での審査の基準、先行調査の仕方など弁理士業務に必要な知識を網羅的に学ぶことができ、非常に有益でした。

 

3. オンライン集合研修

1月〜2月の期間に行われます。27時間分の講義で、コロナ禍後はZoomを使ってオンラインで開催されているようです。

 

開催日は土曜日、金曜日、平日の夜など複数設定されており、コース選択が可能でした。

平日は仕事をしている人も多く、土曜日に受講されている方が多かった印象ですが、特許事務所や企業の知財部で働いている人は業務の一環として平日受講される方もいるようです。

 

内容としては、出願に必要な願書や明細書の書き方、拒絶審査された場合の対応の仕方など弁理士業務の根幹に当たるものであり、弁理士業務をされている弁理士の先生から実務的な話も交えて教えてもらえるので、非常に勉強になりました。

 

講義を受ける前に事前課題というものが設定されており、講義内容に沿って願書や明細書などを自分の手で作成し、期限までに提出する必要があります。

 

提出期限が年末年始の時期に設定されていることに加え、提出した事前課題の質が講師の先生の基準に満たない場合は再提出となるので、けっこう大変でした。

(提出期限を過ぎたり、同じ課題で再提出が続いたりすると、単位が認められず修了できなくなるので適当にこなすわけにもいきません)

 

受講生としては、弁理士試験の合格者が多かった印象ですが、特許庁で審査官として一定期間勤務されていた方や弁護士の先生も受講されていたようです。

 

どの講義にもグループワークの時間が設けられており、受講生同士で話す機会もありましたが、特許事務所や企業の知財部など普段から知財の実務を専門でやられている人から研究や開発など知財以外の業務をやられている人などバックグラウンドは様々でした。

 

また、知財業務をやられている方の中にも、特許であれば化学、バイオ、機械、電気、ソフトウェアのいずれかを専門とされていたり、意匠あるいは商標を専門とされているなど、実務修習の全部の内容に精通している人はほとんどいなかった気がします。

 

事前課題は大変ですが、再提出になった場合でも、真面目に講義を聞き、講師の先生が言った内容をきちんと反映して再提出すれば、実務に精通していない人でもクリア(修了)できるようになっていると思います。

 

最後に

e-ラーニング、毎週の長時間の講義、事前課題など大変ではありましたが、弁理士業務に必要なことを色々学べたので、内容的には満足しています。

集合研修自体は終わりましたが、3月中旬の修了式を経て修了となる見込みです。

最後まで読んでいただきありありがとうございました。

【令和5年度弁理士試験】口述試験の成績開示と振り返り

昨年、令和5年度弁理士試験を受験し合格しました。

 

弁理士試験のうち、口述試験の成績を開示請求してみたので、届いた成績を公開するとともに口述試験の感想を書きます。

 

1. 口述試験について

口述試験は、面接試験のようなものです。

試験官から①特許法・実用新案法、②意匠法、③商標法の3科目に関する質問を受け、口頭で回答する形になります。

 

科目ごとに回答の内容、様子をもとにA, B, Cの3段階の評価がされます。

制限時間(10分程度)内に、用意された質問に答え切らない場合、その科目はC評価となると言われています。

(大体7分、10分、13分が経過したときにベルも鳴らされます)

 

そして、C評価の科目が2つ以上ないことが合格の基準となります。

例えば3科目の評価が、B, B, Cだと合格ですが、A, C, Cとなると不合格となります。

(予備校では、1科目は制限時間内に答え切れず終了となってもOKと教わります)

 

例年、10月下旬の土曜日 or 日曜日の2日のうち、いずれか指定された日に受験することになります。また、受験日ごとに問題も異なります。

 

私は2日目でした (あとから聞くと、令和5年度は1日目の方が問題が難しかったと思います)。

 

2. 成績と感想

↓が開示された成績表になります。

ほとんど黒塗りされています。

私の手元に届いた段階ですでに黒塗りされており、見えない状態になっていました。

(黒塗りの箇所は、試験官の方が試験当日に書いた採点のメモなどと思われます)

青塗りの箇所には、私の受験番号が記載されており、見えないように私が追加で塗りつぶしたものになります。

 

特許法・実用新案法、②意匠法、③商標法の3科目ともB評価でした。

 

以下、各科目の振り返りになります。

特許法・実用新案法

訂正審判や訂正の請求について聞かれました。

途中、条文の内容を、その文言に沿って答える問題があったので、貸与法文集を1回参照しながら回答しました。

 

制限時間よりも早く回答が終了した場合、試験官の方と雑談の時間になりますが、特許法・実用新案法はベルが鳴る時間よりもけっこう前に終了し、試験官の方と色々雑談したのを覚えています。

 

結果的にはB評価だったので、問題自体の難易度がそんなに高くなく、他の受験生も同様のできだったことや貸与法文集を1回参照したことが要因かもしれません。

 

②意匠法

秘密意匠制度について聞かれました。

貸与法文集は参照しませんでしたが、途中で質問に対し、求められている回答がすぐに出ず、試験官の方に助け舟(回答のヒント)を出してもらった記憶があります。

 

終了した時間もベルが鳴る前であり、試験官の方と雑談をする時間もありました。

結果的にはB評価だったので、意匠法も問題自体の難易度がそんなに高くなく、他の受験生も同様のできだったことや助け舟を出してもらったことが要因かもしれません。

 

③商標法

不使用取消審判について聞かれました。

3科目の中で言うと、商標法が一番難しく、回答に時間もかかりました。

ベルが1回鳴った後(7~8分経過時)に終了し、試験官の方と雑談をする時間もありませんでした。

また、途中で貸与法文集を2回参照しながら回答しました。

 

商標法もB評価でしたが、回答に終了した時間や貸与法文集の参照回数などが起因しているかもしれません。

 

最後に

成績が開示される前は①特許法・実用新案法、②意匠法のどちらかはA評価か?と期待していましたが、そんなに甘くはなく、全科目ともB評価でした。

 

しかしながら、口述試験ではC評価を2つ以上取らないことが鍵となるため、合格に必要なことは最低限やれたかなと思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。弁理士試験の勉強の参考になりましたら幸いです。

2023年も終わりですね

2023年も終わりですね。

 

改めて、今年は弁理士試験のことで頭がいっぱいの一年でした。

10月末の合格発表の日まで、何をするにしても、弁理士試験のことを考え続けてました。

 

2024年は健康に気を付けつつ、仕事やプライベートなど人間らしい生活を楽しみたいと思います。ブログも細々と続けます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

↓過去記事です: 2023年を振り返りました

e10worker.hatenablog.com

2023年、ほいけんたさんにハマった

2023年も色々なタレントさんや芸人さんがブレイクした年だったと思うが、私はほいけんたさんにハマった1年だった。

 

1. ほいけんたさんについて

もともと明石家さんまさんのものまねをされており、芸能人の再現VTRでさんまさん役で出られていることが多い。行列のできる相談所によく出演されているイメージである。

ダウンタウンさんと同期らしく、芸歴は40年以上で大ベテランである。

 

今年の1月に「千鳥の鬼レンチャン」というテレビ番組に出演したことをきっかけに話題となった。

 

番組内で、名曲のサビの部分を音程を外さずカラオケで歌えるか競うコーナーがある。

ほいけんたさんは歌がすごく上手いのだが、高い音が少し苦手であり、高い音を出すときに裏声を使いつつ歌詞をごまかして歌うシーンが話題となり、TwitterYouTubeで歌っている映像がバズっていた (カラダぐぅくるっくーなど)。

 

以下ほいけんたさんの好きなポイントを挙げる。

 

2. 歌が上手い

カラオケで100点を何回も出したことがあるほど歌がすごく上手い。

 

千鳥の鬼レンチャンでは、高い音程のときに裏声でごまかすシーンが注目されがちだが、音程を全く外さずに長い時間、歌い続けており、すごいことである。

 

2023年の1月に話題になった後、7月のフジテレビ27時間テレビにも抜擢され、T.M.Revolution西川貴教さんやももいろクローバーZなどと生で歌を歌い続けていた。

このときもやはり音程を外さずに歌うことができるので、歌手といっしょに歌っていても問題なく聞いていられるのがすごかった。

 

3. 芸達者で引き出しも多い

ほいけんたさんは、明石家さんまさんのものまねというイメージが強いが、他にもビートたけしさん、郷ひろみさん、桑田佳祐さんなどのものまねも上手である。

 

ものまねに加えて、今年話題となった歌が上手いということもあるが、他にも地声が特徴的でナレーションをやられていたり、手品やバルーンアートもできたりと、芸達者な方であり、引き出しが多く、ほいけんたさんのもっと色々な一面を見てみたいと思っている。

 

最後に

来年もほいけんたさんが出られる番組を楽しみにしている。

最後まで読んでいただきありがとうございました。