いーじゅーわ~か~

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【M-1グランプリ感想】やりたいことをとるか、評価されることをとるか

日曜日の夜にM-1グランプリ2023を見ました。

今年もおもしろかったです。

 

テレビ放送が終わった後、YouTubeでやっていたM-1打ち上げの生配信も見ました。

M-1打ち上げでは、決勝進出者がどういう意気込みでM-1に臨み、結果をどう受け止めているかなど、終わった直後の生の声が聞けておもしろかったです。

 

M-1の簡単な感想

私の推していたコンビの1つは「さや香」でした。

昨年、準優勝であり、今年は優勝が期待されていたコンビの1つだったと思います。

 

私は個人的に、さや香の2人でかけ合いをし、話がヒートアップしていくネタが好きだったので、1本目は好みのネタでした。

また、今年は熱が入っていて、優勝を獲りに来ている意気込みも感じました。

 

最終決戦に残ったさや香、令和ロマン、ヤーレンズのどのコンビも、1本目のネタがおもしろく、最終決戦が始まるまでどのコンビが優勝するか読めませんでした。

 

さや香には、2本目も1本目と同じく2人でかけ合いをする、いわゆるしゃべくり漫才を期待していました。

 

が、2本目のネタは、2人のかけ合いが少なく、ふつうのしゃべくり漫才とは毛色の違うネタであり、私は上手く笑うポイントにハマれませんでした。

 

やりたいことをとるか

最終決戦は、令和ロマン4票、ヤーレンズ3票、さや香0票で、さや香は3位になりました (8,540組の中の3位なのですごいことです)。

 

終わった後のM-1打ち上げの配信を見たところ、2本目のネタは1年前からやることを決めており、2本目のネタをM-1でやるためにこれまで1年間準備してきたようでした。

 

2本目のネタをやるにあたり、周りから大丈夫か?と心配の声も多少あったようでしたが、さや香の2人は自分たちのやりたいことをとり、やりきったようです。

 

評価されることをとるか

私はさや香の3回戦のネタも見てました。

しゃべくり漫才のネタだったので、決勝戦の2本目もやはり2人でしゃべくり漫才系のネタで行くものと思い、期待していました。

(1本目のネタを見て、私と同じようなことを期待していた人も多かったのではないでしょうか)

 

2本目もしゃべくり漫才系のネタをやれば、順当に(少なくとも無難に)評価されて、最終結果ももう少しもつれたのではないかと、タラレバですが思っています。

 

結局、どっちを取るか

しかし、自分たちのやりたいことを押し殺してまで、評価される可能性が高いことを無難にやっても、必ずしも勝てるわけではないというのが勝負事の難しいところだと思います。

 

しかも、自分たちのやりたいことを残して、負けると悔いが残ります

 

最近のM-1グランプリはレベルがすごく上がっており、準々決勝、準決勝、決勝と勝ち進むのがいっそう難しくなっています。

 

準々決勝、準決勝を勝ち上がり、決勝まで進み、1つ目のネタで高得点を獲った後、M-1のラストの2本目のネタで、悔いのないよう自分たちのやりたいことをとり、やり切るというのも、1つのすばらしいことだと思っています。

 

最後に

今後も、さや香のおもしろいネタを楽しみにしています。

ときどき劇場にお笑いライブを見に行くのですが、さや香はまだ生で見たことがないのでいつか見てみたいと思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。