私はこれまでに10種類近くの資格試験・検定を受けてきた。
色々な資格試験・検定を受けてきた私が思う、20代〜30代で勉強しておいて良かった資格はTOEIC (Listening & Reading)である。
今回はTOEICがコスパが良い(勉強にかけた時間・お金に対するメリットが多い)と思う理由を述べる。
1. 就職活動や転職活動でアピールポイントになる
やはりTOEICの点数が900点以上や990点と言ったら、たいていすごい!と評価される。
最近では、どの分野で働くにしても英語の能力が求められる。
英語の資格試験は他にも色々あるが、日本での就職活動や転職活動においてはTOEICの認知度は非常に高く、英語の能力を測る指標としてTOEICの点数が用いられることが多い。
そのためTOEICで高い点数を取ることができれば、就職活動や転職活動においても優位に立つことができる。
他にも、海外出張に行く際の社内評価の目安に使われたりすることもある。
TOEICの点数が判断材料になる場面は非常に多いので勉強しておいて損はないと言える。
(実際のところ、TOEIC Listening & Readingの点数が高いからといってビジネスの英会話ができるかは別問題ではあるが)
2. 試験対策がしやすく、勉強が無駄になりづらい
英検、TOFLEなど英語の資格試験や検定は他にもたくさんあるが、TOEICがおすすめな理由として、対策本やYouTubeの勉強動画がたくさんあって勉強しやすいという点も挙げられる。
公式問題集や専用の単語帳なども出ており、これらをやりこむことでしっかり対策できる。
特に私が好きな点は、合格、不合格ではなく、点数で評価される点である。
他資格(例えば英検)だと、結果が不合格だと、せっかく◯◯時間も勉強したのに、あるいは△△円もかけたのに不合格 orzとなり得るが、TOEICの場合は不合格というものがない。
結果が点数で表されるため、級を選んで受ける必要もなく、実力がそのまま点数で評価されるだけである。勉強した分だけ点数が伸び、成長を実感しやすい。
また、資格によっては1年に1回しか受験できないものもあるが、TOEICは1年間に10回開催されているので試験の機会も多く、気軽に受けやすい。
そして、私がもう一つ好きな点は、自分のレベルに依らず、一度買った問題集を繰り返し使える点である。
英検だと2級→準1級→1級と級が上がるにつれ、その都度問題集や対策本を書い直す必要がある。
しかしながら、TOEICは目標とする点数が変わっても、一度買った公式問題集や単語帳を繰り返し使うことができ、コスパ良く勉強を進めることができる。
最後に
安定して高い点数(900点以上)を取れるようになるためにはなんだかんだ時間はかかる。
私も学生時代に650点からスタートし、社会人3年目で初めて900点を超えた。
900点を取るまでに、オンライン英会話、洋画を見る、洋書を読む、英単語帳を複数やるなど、TOEICと直接関係ないこともたくさんやったが、結局のところ、TOEIC専用の問題集や対策本を買って、しっかり対策するのが一番手っ取り早いと感じている。
TOEICで自分の目標とする点数を取ってから、SpeakingやWritingなど自分が伸ばしたい英語力に合わせて、特化した勉強を別途やった方が効率的だと思っている。
最後まで読んでいただきありがとうございました。