いーじゅーわ~か~

30代企業内研究者のキャリア、資格試験の勉強など

【弁理士試験】働きながら合格までに約2,000時間勉強

先日、弁理士試験に合格したのですが、2022年2月に勉強を開始してから最後の試験である口述試験(2023年10月)を迎えるまでの約1年9か月の間に約2,000時間弱、勉強しました。

私の通っていた予備校の先生からは、合格までに大体1,500時間は必要と言われていたので、2,000時間という勉強時間は決して少なくはないですが、2, 3回受験し2,000~3,000時間に達する人もいる試験なので、すごく多いというわけでもないと思います。

 

今回は、時期ごとにどれぐらい勉強していたかをざっくり述べます。

 

前提: このブログの筆者について

  • 理系であり、勉強開始時に法律の知識はなかった
  • 社会人(サラリーマン)として平日は仕事をしつつ、予備校に通った
  • 繁忙期はあったものの残業はそこまで多くなかった (月40時間以内)

 

時期ごとの勉強時間

1. 2022年2月~7月末: 400時間

勉強を開始してから約半年間は平日1~2時間、休日3~5時間ぐらいのペースで勉強していました。

と言っても予備校の講義が始まるのが4月からだったので、それまでは法文集や過去問を買って眺めたりする程度でした。

予備校の講義が始まってからは講義の復習を中心に、勉強する習慣を維持するように毎日1時間でも勉強するようにしていました。

1週間で大体15~20時間程度を目安に勉強していました。

 

2. 2022年8月〜12月末: 500時間

この5か月の間は平日2〜3時間、休日6時間ぐらい勉強していました。

予備校の講義も本格的になってきた時期であり、試験本番に直結する内容を扱っていたので講義の復習をしつつ、並行して過去問の演習を進めるのが大変でした。

特に、短答試験本番まで半年以上時間があるため、緊張感を持ちづらい時期でもありましたが、この時期に継続して勉強しておくことが後の勉強の土台を作るうえですごく重要だったと思っています。

1週間で大体20~30時間程度を目安に勉強していました。

 

3. 2023年1月〜6月末: 800時間

予備校の講義も一通り終了し、個々人での演習が中心になる時期であり、平日3〜5時間、休日8時間ぐらい勉強していました。

短答試験の直前期(4, 5月)や論文試験の直前期(6月)は無我夢中で、平日4〜5時間、休日10時間ぐらい勉強していました。

仕事が忙しくない日は早めに切り上げてカフェに行っていました。

1週間で大体30~40時間程度を目安に勉強していました。

 

4. 2023年7月、8月: 100時間

7月の初めに論文試験が終わり、その後は気が抜けてしまい、1日1〜2時間ぐらいしか勉強していませんでした。

5月、6月の本番直前期にガス欠気味だったので休息も必要と思い、7月、8月は休みに遠くに出かけたりもしていました。

 

5. 2023年9月、10月: 150時間

9月から勉強習慣を少しずつ戻していき、9月末の論文試験の合格発表後から本腰を入れ直しました。と言っても1日2〜3時間ぐらいの勉強量で、4月~6月の勉強量と比べると口述試験の直前期でしたがそこまで多くはなかったです。

 

最後に

時期ごとの勉強量を述べましたが、毎日勉強を完璧に続けられていたわけではなく、仕事の都合で勉強時間が少なくなる日もありました。

上で述べた時間には、椅子に座って机の上でじっくり勉強した時間だけでなく、電車やバスで移動している間に勉強した時間も含まれています。

学生時代と違い、社会人はスキマの時間を上手く活用することも重要と思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。弁理士試験の勉強の参考になれば幸いです。