先週、テレビでガリレオシリーズの映画である『容疑者Xの献身』が放送されていました。
当映画はこれまで何回かテレビで放送されていますが、今回初めて通しでしっかり見たので感想を書きます。
ガリレオシリーズについて
東野圭吾さん著の推理小説を原作としたテレビドラマで2007年に第1シーズン、2013年に第2シーズンが放送されています。
普通の推理ドラマと違い、物理学の研究者役を務める福山雅治さんが理系の考えをもとに、殺人犯を特定し、証拠を突き止めていくところが見どころだと思います。
当時、高校生でしたが話題のドラマとしてテレビ放送を見ていました。
映画について
ドラマが人気を博し、ガリレオシリーズの映画もこれまで複数作品作られています。
『容疑者Xの献身』はシリーズ初の映画ですが、ストーリー、キャストの演技、演出がすばらしく、評価も高いです。
ガリレオシリーズとして限定せず、邦画ドラマとして見ても十分面白いと思います。
テレビドラマが放送されていた当時、映画も公開されていたのを知っていましたが、当時は見ていませんでした。
映画を見た高校の先生が感想を言っていたのをぼんやりと覚えています。
映画の見どころ
やはり何といっても堤真一さんの演技ですかね。
天才数学者の頭脳を持った、高校の数学教師の役をされていますが、人生を半ば諦め、悲壮感漂う暗い人物を終始演じられています。
また、松雪泰子さんも当映画の重要人物の1人であり、人生に苦労している薄幸の美女役を演じられています。
ガリレオシリーズは福山雅治さんと柴咲コウさんが本来の主役・ヒロインのはずですが、本作では堤真一さんと松雪泰子さんのやり取りがメインとも言えます。
本編の会話で使われている言葉にはそれぞれ意味があり、伏線的につながっており、ラストに近づくにつれ、タイトルの『容疑者Xの献身』の意味がわかるのも面白いです。
最後に
原作小説もあるので、東野圭吾さんの他作品も含め、読んでみたいところです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。