社会人、学生問わず、仕事・研究を進めていると、提案事項や研究成果などを他人にプレゼン・発表する機会がある。
今回は発表に向けて、資料を準備する際に注意すべきポイントを2つ紹介する。
ポイント
1. いきなりスライドを作らない
2. 作りこむ前に発表練習
1. いきなりスライドを作らない
私もよくやりがちだが、発表の予定が決まるとすぐにパワーポイントを開いて、資料を作り出したくなる。が、パワーポイントは一旦閉じる。
まずは、誰向けの発表なのか、一番伝えたいことは何か、持ち時間は何分かを整理する。
そして全体の流れを考える (例えば、研究発表であれば、背景、現時点の課題、解決策、やってみた結果、まとめという流れになる)。
次にどういうスライドを並べるか考えることになるが、このとき聞き手と持ち時間も考慮する。
例えば、想定される聞き手が技術に詳しくなさそうであれば、導入部分の説明を少し厚くする、発表時間が短い場合はスライドの枚数を少なくするなど。
全体の流れと各スライドで言いたいことがざっくり決まったらパワーポイントを開き、資料を作り始める。
2. 作りこむ前に発表練習
発表練習も資料作りの一環と考え、資料がある程度できたら練習に移る。
この段階では、資料は完成していなくて良く 、埋まっていないスライドがあっても可である。
また誰かに聞いてもらう必要はないが、実際に声を出してスライドを流してみることをおすすめする。
いざ声に出して流してみると、このスライドでは何を言いたかったんだ? 言いたいこととスライドが合っていないな等、発見できる。
そして練習して気づいたことをもとに資料を修正する。
練習と修正を何回か回すと、言いたいことに沿った資料ができあがるとともに、練習もそこそこ済んだ状態を作れる。
(がんばって資料作ったけど、全く練習できなかったorzという状況を防げる)