わかりやすい発表スライドを作るコツに「ワンスライドワンメッセージ」がある。
1ページのスライドに、言いたいこと(メッセージ)を1つだけ入れるというものである。
そもそも一番言いたいことは何か?
スライドがわかりづらくなる要因としては、一番言いたいこと(メッセージ)を明確にできていないことが考えられる (例: 〇が関パワポ)。
なのでスライドを凝り始める前に、そのスライドのメッセージは何かを今一度確認して欲しい。
そして、そのメッセージに沿ったキーワード、図を必要最小限入れることで、スライドがごちゃごちゃ混むのを防げる。
このとき余白を恐れないことも大事である。
その発表で一番伝えたいことは何か?
「ワンスライドワンメッセージ」に沿って資料を作ると、資料枚数が多くなることもある。
発表時間に対して、枚数が多くなっている場合、そもそも発表で一番伝えたいことを絞り切れていないことが考えられる。
この場合は、発表で一番伝えたいこと、および発表の流れをもう一度確認し、不要そうなページを補足資料に回すor思い切って削って欲しい。
ちなみに、個人的な体感としては、10分の発表では表紙や目次のページを除いて10枚程度が良いと思っている。
論文の執筆にも応用できる
「ワンスライドワンメッセージ」という考えは論文を執筆する際にも使える。
例えば、「1つの段落に1つのメッセージ」ということを意識すればパラグラフライティングになる。
特に段落の1文目にその段落で伝えたいことを込めることで、読者は文章の流れをつかみやすくなる。
まとめ
- 発表で一番伝えたいことを明確にする
- そのスライドのページで一番伝えたいメッセージを明確にする
- 情報が過多なら思い切って削る
このブログも1記事1メッセージで書かせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。