今年の2月にお尻にできものができ、違和感が続いていたので肛門科に通いました。
5月にエコー検査(超音波検査)を受けたところ、残念ながら痔瘻と診断されたので、先日手術を受けてきました。
痔瘻(肛門付近にできた穴)の状態により、数日入院して手術する場合や日帰りで済む場合があります。
私の場合、浅めの位置だったらしく入院せずに日帰りの手術で可能でした。
今回は、手術の日の様子やその後の経過などとともに感想を書きます。
手術当日の朝
朝食と昼食
私は金曜日の午後の手術でした。
仕事は休みを取り、朝は普段通りに起きました。
先生によると朝食は普通に取り、昼食は軽めにする必要があるそうです。
あまり食べ過ぎると手術の際にうつ伏せが続くので苦しくなって吐いてしまう人がいるそうです。
私は朝食を軽めに取り、昼食は食べずに行きました。ほんの少し空腹を感じたぐらいで我慢できました。
下剤
手術を受ける前に排便を済ませ、肛門内に便が残っていないようにする必要があります。
病院に行く約2時間前に下剤(座薬)を2錠、肛門に入れて便を出しておくようにと、先生からは言われてました。
私の場合、大体午前中に排便の周期があり、手術の当日も普段通り午前中に排便を済ませていたので、座薬を入れても何も出てきませんでした。
先生からは何も出なくて良いので座薬は入れるようにしてくださいとのことでした。
2錠、肛門に入れるので違和感があり、けっこう気持ち悪かったです。
手術に向けて用意するもの
- バスタオル
- 飲料水
バスタオルは手術中に使います。
飲料水は手術前に抗生物質の錠剤を飲むために用意しました (いずれも事前に先生から用意するように言われる)。
手術用の服や紙パンツは病院で用意してくれており、こちらでの準備は不要でした。
いざ手術
病院に行き、病院が用意してくれた手術用の服と紙パンツに着替え待機しました。
待機中に抗生物質の錠剤を飲みつつ、麻酔を打つ前の促進剤的なもの?を点滴で打ちました。
手術間近ということですごく緊張してました。
いざ手術の部屋に行くとうつ伏せになり、先生に肛門を見せ、全身麻酔の点滴が始まりました。
すごく緊張している中、先生や看護師さんと2, 3言会話をしていたと思ったら麻酔が効き始め、痛みを感じることなく、気づいたら手術も終わっていました。
30分ぐらいの施術だったと思われますが、体感では一瞬でした。全身麻酔はすごい。
完全に目が覚めるまで別の部屋のベットで1時間ぐらい横になって待機した後、先生の問診を受け、帰宅しました。
手術中、手術後も痛みはありませんでした。
当日は入浴(浴槽につかること)はできませんが、シャワーは浴びれました。
費用も約1万6千円と入院がないためか、そこまでかかりませんでした。
手術後
手術前、手術中よりも手術後が圧倒的にしんどかったです。
臭い滲出液
手術後もお尻の痛みは全然ないのですが、滲出液という臭い液が治療した箇所から3週間ぐらい出続けます。
血生臭さとイカ臭さが混じった臭いですごく不快です。
治療箇所に何もあてていないと滲出液が出続けるため、ガーゼのような柔らかい布をあてておく必要があります。
度々取り替えが必要になるのでバスタオルを小さく切って使っていました。
初めの1週間は滲出液の量も多く、漏れてパンツやズボンが汚れる心配もあったので女性が使う生理用ナプキンも合わせて使うと効果的でした。
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入浴頻度
浴槽につかると血行が促進し、治療箇所にも良いと先生に言われていたので、朝起きた後、排便後、寝る前と1日少なくとも3回は浴槽につかり、治療箇所を清潔に保つようにしていました。
仕事が在宅勤務可能な時期だったのは幸いでした。
外出が多い時期だとお尻から出る滲出液の不快感がしんどいと思います。
特に夏場は蒸れるので不快感がマシそうです。
禁酒しつつ運動を控える
手術後2週間は禁酒し、また運動も控えるように先生から言われました。
また肛門に負担がかかる刺激物や辛いものもできるだけ控えた方が良いと言われました。
2週間が過ぎると浸出液の量も減ってきた気がします。
最後に
痔瘻の手術自体は痛みもなく、入院せず日帰りで終わったので良かったですが、手術後が思っていた以上にしんどかったです。
痔瘻はお腹を下しやすい(下痢気味な)人がなりやすいらしく、疲労やストレスをためないようにする必要があるそうです。再発しないように努めます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。