情報系の国家試験の一つに「応用情報技術者試験」がある。
今回は、仕事で多少プログラムを使ったり、PC周りの設定・管理をしているなど
ITのことを多少知っている人向けの勉強法を紹介する。
このブログの筆者について
勉強期間
- 約3ヶ月
- 毎日30分〜1時間程度 スキマ時間に勉強
1. まずは過去問をやる
はじめに過去問道場というサイトを使って、午前試験の過去問をやってみる。
自分の理解度を把握するのが目的であり、この段階では全然解けなくても問題ない。
可能ならば1回分の問題(80問)に目を通してみる。
理解度を確認する
- 意外と解ける
- 正解できないけど解説を読めば理解できる
- 問題文の意味がわからないor解説を読んでも理解できない
理解度に応じて、次の参考書を使った勉強法が多少変わる。
2. 知らないところを参考書で補う
理解度が1, 2の方
過去問を解いてみて知らなかった分野を中心に参考書を読む (必ずしも全分野を読む必要はない)。
例えば、私の場合はネットワーク、情報セキュリティの分野を中心に読んだ。
一方でコンピュータの構成については知っていたので飛ばした。
理解度が3の方
応用情報技術者試験で問われる知識がまだない可能性があるので、参考書を通しで読むことをおすすめする。
ちなみに参考書は下記を使用した。
- オールカラー ニュースペックテキスト
午前試験で問われる知識だけでなく、午後試験向けの情報も載っている。
- 午後問題の重点対策
午後試験の過去問が分野ごとにまとまっていて、解説も詳しい。
参考にさせていただいた動画
応用情報技術者試験の勉強法と参考書選びの参考にさせていただきました。
3. 過去問を繰り返し解く
参考書を一通り読んだ後は過去問を再び解く。
午前試験に関しては、暇なときにスマホで過去問道場やっていた。
本番でも過去問と同じ問題が出るので、繰り返し解くことをおすすめする。
午後試験に関しては、上記の『午後問題の重点対策』をやっていた。
なお、午後試験は筆記になるため、紙とシャーペンを用意して回答を書けるように練習していた。
午後試験の大問選びについて
午後試験は大問1の「情報セキュリティ」以外は、選択問題を4つ選ぶことになる。
ネットワークやデータベースなど、ITの専門家向けの問題から、経営戦略やプロジェクトマネージャなど、国語の長文読解のような問題がある。
私の場合、前者がけっこう難しいと感じたので、後者を中心に勉強した。
勉強した分野
- IT系の問題
- 組込みシステム
- システムアーキテクチャ
- 国語の長文読解のような問題
- プロジェクトマネージャー
- サービスマネジメント
- 経営戦略
勉強しなかった分野
- ITの専門家向けの問題
- プログラミング
- ネットワーク
- データベース
- 情報システム開発
- システム監査
参考にさせていただいた動画
午後試験でどの大問を選ぶかの参考にさせていただきました。
最後に
次は情報処理安全確保支援士、プロジェクトマネージャー試験の受験を検討中です。
最後までお読みいただきありがとうございました。