いーじゅーわ~か~

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日本で旧正月を祝わないのは文明開化がきっかけ?

昨日は2022年の旧正月の日でした。

私の職場でも中国や台湾、東南アジア出身の人の多くが、昨日、今日休みを取られていました。

 

旧正月のことをあまり知らなかったため、今回、旧正月について少しインターネットで調べてみました。

 

旧正月とは?
  • 旧暦(太陰暦)での正月を指すらしい
  • 日にちは毎年変わる (毎年1月の下旬~2月の初旬)
    • 2023年は1月22日らしい
  • 中国では春節(チュンチェ)とも呼ばれる
  • 英語ではLunar New Year (or Chinese New Year)

 

日本で祝う習慣がなくなった理由

明治時代に文明開化をした際に西洋文化を導入し、太陰暦から現在の太陽暦に改暦したのが一つの要因のようです (※諸説あります)。

 

特に、明治時代に政府が改暦を急いだ理由の一つに人件費の削減という説があるようです。

 

太陰暦では、月の満ち欠け周期(29, 30日)を1ヶ月とし、年間354日になります。

現在の365日の1年からは11日少なくなりますが、3年に1回うるう月という月を作り、1年を約30日延ばし、1年が13か月になる年があったそうです。

 

1年が13か月の年は、月給制の場合、年間の給与支払いが1か月分、増えることになります。

明治時代、政府が当時、財政難に陥っていた状況と、文明開化で西洋文化を導入する都合で、太陰暦ではなく、1年が12か月の太陽暦に改暦を急いだそうです。

 

そして太陽暦が導入された際に旧正月を祝う習慣もなくなったとされています。

 

最後に

日本以外のアジア諸国の人にとっては家族で祝う、大切な日のようです。

なので仕事を休むのが普通のようです (日本人も正月は休みますもんね)。

最後までお読みいただきありがとうございました。