理系の大学生は3, 4年生になると研究室に所属する。
研究室に入ると、海外の留学生と交流する機会も出てくる。
私は研究室に入った当初、留学生とどう接するべきか戸惑った覚えがある。
私は大学院を卒業するまでに色々な留学生と接してきた。
今回はそんな私が思う留学生と仲良くなるための方法を紹介する。
このブログの筆者について
- 大学院時代に研究室の居室で4名の留学生と日常的に交流
- 交換留学生のメンター(生活サポート)を半年間担当
仲良くなりたいという気持ち
留学生と接する上で一番大事だと思っているのは、相手と仲良くなりたいという気持ちである。
日本人の中にはそもそも留学生と話す気がない、話したくないという人もけっこういる (私も初めはそうであった)。
なのでまずは留学生に話かけ、コミュニケーションを取ろうとする姿勢を見せるだけで親切な人だと思ってもらえて、意外と仲良くなれる。
最初のうちは上手く意思疎通できなくても、繰り返しコミュニケーションを取ろうとしていると、相手も心を許して話かけてくれるようになる。
特に研究室に来たばかりの頃は、研究室の過ごし方や日本での生活に困っていることも多いので、手助けしてあげると良い。
例えば、日本語の書類申請はどの留学生も往々にして困っていた。
そこで書類に書くべきことを教えてあげると、相手も親切にしてくれたと感じ、心を開いてくれるきっかけになる。
英語は二の次
英語は流ちょうに話せなくても問題ない。
私も留学生に何か教えてあげる際、英語がすぐ出てこなかったことがほとんどである。
そんなときはGoogle検索や翻訳を駆使していた。
また、理系の場合、研究や技術的な話をする場合は、ある程度話のテーマや方向性が決まっている (例えば、読んだ論文の議論や実験結果の考察など)。
なので専門用語の英語を一度覚えてしまえば、意外と会話できるようになる。
私が一番、難しいと感じたのはランチや夕食のときのフリートークである。
話のテーマや方向性が決まっていないので、何を話そうかと悩むこともあった。
留学生と出会ったばかりの頃は相手の出身国や趣味のことを聞いていた。
このときも相手に興味をもち、相手のことを知りたいという気持ちが大事である。
他には、日本の漫画、アニメ、ゲーム(例: ONE PIECE, NARUTO、ポケモン)は意外と知っている留学生も多く、意気投合することが多かった。
いっしょにスポーツするのもおすすめ
スポーツは英語が話せなくてもコミュニケーションが取れる。
フットサル、卓球、テニスなどの気軽にできるものから、スキーやスノーボードのようなウィンタースポーツにいっしょに行くのもおすすめである。
スポーツ以外にもダーツやビリヤードはルールもわかりやすく、いっしょに楽しめて良い。
まとめ
- まずは仲良くなろうとする気持ちから (英語は二の次)
- 話題は色々ある (留学生の出身、趣味、漫画、アニメなど)
- いっしょにスポーツするのもおすすめ
留学生に限らず、相手に興味を持ち、仲良くなろうとする姿勢がコミュニケーションにおいては大事である。
最後まで読んでいただきありがとうございました。留学生と交流する際の参考になりましたら幸いです。