私は、ふだん発表資料を作る際、可能な限り専門用語を使わないようにしている。
専門用語があると
専門用語はその分野・業界に詳しい人ならスッと入ってくるが、馴染みのない人が聞くと途端に発表がわからないと感じてしまう。
そして、どうせ聞いてもわからないからもういいやと発表に嫌気がさして聞くのを止めてしまう恐れがある。
聞き手は必ずしも専門家ばかりではない
私がふだん仕事で発表するとき、聞き手は必ずしも私が研究している分野の専門家であるとは限らず、そもそも技術に馴染みのない方にすることも多い。
また学会発表であっても、幅広い分野の研究者・技術者が集まる学会であれば、専門家に特化した発表をしてしまうと、聞き手の大多数を置いてけぼりにしてしまう。
せっかく準備するのだから
私としてはせっかくがんばって発表準備をしたのに、聞いている方に「この発表は嫌だ、聞きたくない」と思われるのは残念だし、その中で発表続けるのは私としてもツラい。
せっかく時間をもらって発表するのだから、発表内容に少しでも興味を持って聞いてもらいたいと思っている。
なので発表準備をするときは、聞き手を配慮して「この専門用語ってここで使う必要あるか? 」、「もっとわかりやすい表現に置き換えられないか?」ということを意識している。
最後に
ということで、このブログでも可能な限り専門用語は使わないつもりです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。